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株主総会に参加してみた

2026年06月26日(金)

3月決算企業の株主総会が本日集中日のようだ。



その中の1社の株主総会に参加してきた。



東証グロース市場に3年前にIPOした企業。



公開価格930円に対して、現在の株価は300円台を低迷している。



私は公開価格で買ってないので、現在評価損もなく、この銘柄で経営者に文句を言う筋合いはない。



だが、多くの株主は不満を持って株主総会に来て、意見を述べるのではないかと思ったが、質問は1件に留まった。



社長のシナリオを読む声は少し震えていたので、株価からすると、すごく緊張して臨んだのに拍子抜けだったにちがいない。



総会のシナリオを誰が作成したか知らないが、株主に対して、株価が低迷していること、業績予想を大きく外して赤字になっていることなどに一言も触れないとは驚きがあった。



まあ、みずから詫びたのでは、あとがどうなるかわからないので、シナリオには入れてない、ということだろう。



株主総会、会社法に沿って、開催し、議案を通すためのものなのだが、国会の予算員会と同じで、株主にとっては、議案以外のことや報告事項に載ってないことでも何でも質問したり意見を言える唯一の場である。



私は多少は名前と顔が知れているので、総会の場で質問で経営陣を詰めるよいうなことはしないが、株主総会の有り方を発行体である企業のほうは良く考えたほうが良いのではないか。



株主は神様です、と考えろ!とはいわないが、株主は応援団になってもらわないといけない存在であるはずではないか。



たとえ赤字決算であっても、熱意をもって、自らの信じるところを株主に述べることがなによりも大事だと思う。



ソフトバンクグループの株主総会をWEBで見たが、さすが、孫社長、と思う人がほとんどではないか。



株主の心を完全に掴んでいたと思う。 



もちろん株価は昨年の3倍になっているので、1年前の株主はだれも損をしていないこともあるが、その場にいることが、株主であることが誇らしく思えるような株主総会を作っていただきたいものである。



保有している株式の株主総会すべてには足を運べないが、信じるにたる経営者か否かは、株主総会に出席して自分で確かめるのが一番だ。



来年は複数社の株主総会に参加してみたいものである。

#経営者
#株主総会
#会社法
#シナリオ
#ソフトバンクグループ
#社長

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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