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メルカリ上場

2018年06月19日(火)

本日、メルカリが新規上場します。

公募価格3000円に対して、初値は5000円近辺を予想する声が多いようです。

予想通りの初値が付けば、時価総額は初値で6600億円にもなります。

外国人投資家にも人気が高く、公募・売出しの株数だけでは需要を賄いきれなかったようです。

よって、初値も高騰するのは当たり前だと思います。

ここで水を差すわけではありませんが、初値が付いた後に、株価を追いかけるのはちょっと早すぎるということを念頭においておくべきです。

同じように海外でも人気のあったLINEを思い出した方が良いでしょう。

公募価格ベースの時価総額は6900億円、初値時価総額は1兆300億円、そして、昨日の時価総額が1兆300億円です。

LINEは上場後も成長していますが、株価は数年間の成長を織り込んだ株価を初値でつけてしまったといえます。

メルカリも成長性は高いのですが、いまだに米国事業は赤字です。 この赤字解消に時間がかかるとみられています。

私の見方は、初値が高ければ、高いほど、その後の株価の成長には時間を要すると思います。

むしろ、この後に控える超小型IPO銘柄のほうが株価の成長性は期待ができそうです。

とはいえ、今日は久々のIPOです。 今日一日はメルカリ祭りで良いように思います。



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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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