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市場は動揺しているが

2017年04月12日(水)

日経新聞の一面はここのところきな臭い話題ばかりです。

東芝問題、そして、北朝鮮。 

東芝のほうは、上場維持できるかどうかくらいが焦点で、会社そのものが破綻することはないと考えられます。 

事業継続の観点から言えば、原発事業においては疑問符はつきますが、それ以外の事業は、事業オーナーが誰になるかは別として、なくてはならない存在である以上、事業は継続されるはずでしょう。 

但し、経営陣とそれに近い存在の方々は首を洗って待っておくことになるのではないでしょうか。 

日本企業は経営者が責任をとらないことが当たり前になっていますが、責任の所在をはっきりさせて、株主、社員、取引先、そして社会が納得いく責任を取ること必要だと感じます。 

付け加えておけば、辞任するという責任だけでは不十分だということをわきまえておいていただきたいと思います。

そして、北朝鮮、こればかりは、何がどうなるか、まったく不明ですね。 

よって、市場は、円高、株安に動いているようです。 

今回の有事の円高、にはかなり疑問を持たざるを得ないとは思います。 もしもの時は日本は打撃を受けるわけですから、円高はおかしい、でも、3.11のときも円高に動きましたので、日本経済が大きな痛手を負っても、円高はある、と思っておいた方が良いかもしれません。

但し、地政学的リスクはそうそう長続きするものではないので、いつ反転するかもわかりません。 弱気になるよりも、静観しておくべきかもしれません。

こんなニュースの裏側では、フィギアスケートの浅田真央さんの引退が昨日から大きく取り上げられています。 

こちらは、本当に長い間ご苦労様、お疲れ様でした!と国民の誰しもが言いたくなる良い話です。緊張が走るようなニュースが多い中にあって、心温まるストーリーがテレビの画像で流れるとホッとしますね。

季節は春、やっと暖かくなってきました。 

気分も春のように暖まるそんな空気に早くなって欲しいものです。


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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年、滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部門で国内外で10年勤務。その後、さまざまな要職を歴任した後、2011年から日本ビジネスイノベーションの代表取締役。IPO関連情報の集積度では日本一を誇るサイト「東京IPO」の編集長を2002年から2015年まで務め、日経新聞、東洋経済、週刊エコノミスト、マネーポスト、テレビ東京、Bloomberg TV、日経CNBCなどの各経済媒体に出演。IR説明会、講演、セミナー等も行い、IPO市場の啓蒙・発展に尽力している。2015年12月IPO Japan編集長就任。

著書に『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)や『IPO投資の基本と儲け方ズバリ! 』(すばる舎)がある。現在、四季報オンラインに定期寄稿中。上場会社の社外取締役も複数務める。


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