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円キャリーの巻き返し

2017年08月29日(火)

今朝6時前に北朝鮮が北海道の上空を通過するミサイルを打ちました。

Jアラートが発せられる時間にちょうどテレビを見ていました。 

すぐにマーケットの動きをみたのですが、ドル円はすぐに反応しました。

まだ北朝鮮の歴史的なイベントを祝う日程は続きますが、おそらくいろんな日程が終わったとしても、北朝鮮の動きはとまらないと考えておいた方が良いのではないでしょうか。

日本円を低金利で調達して高金利通貨で運用する円キャリートレードのポジションはまだまだ積みあがっており、この地政学的リスクをうけていったん解消する動きが加速しそうです。

ここしばらくは、ドル円においては解消による円高を警戒すべきです。

また、日本の上場企業のドル円為替レートの前提は109円前後に集中しています。 109円よりも円高が続くようだと、日本株が割安である前提条件が崩れます。 

すべてにおいて逆回転が起こる可能性が出てきました。

やはり、9月という月は相場において何かが起こる月かも知れません。

テイクポジションではなくて、クローズポジション、そして様子見が必要な時期のようです。

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年、滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部門で国内外で10年勤務。その後、さまざまな要職を歴任した後、2011年から日本ビジネスイノベーションの代表取締役。IPO関連情報の集積度では日本一を誇るサイト「東京IPO」の編集長を2002年から2015年まで務め、日経新聞、東洋経済、週刊エコノミスト、マネーポスト、テレビ東京、Bloomberg TV、日経CNBCなどの各経済媒体に出演。IR説明会、講演、セミナー等も行い、IPO市場の啓蒙・発展に尽力している。2015年12月IPO Japan編集長就任。

著書に『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)や『IPO投資の基本と儲け方ズバリ! 』(すばる舎)がある。現在、四季報オンラインに定期寄稿中。上場会社の社外取締役も複数務める。


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