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東証市場再編

2022年01月11日(火)

皆様、少し遅くなりましたが、今年もよろしくお願い致します。

3連休明けですが、やっとお正月が終わった気分ではないでしょうか。

それにしても株式市場は年初からさえない動きですね。

米国の利上げが鮮明となり、株価にはマイナスの影響が出ているようです。

ただ、過去の利上げの局面を見ていると、いまはアナウンスメント効果でネガティブサイドに動いていますが、利上げ=好景気、と考えれば、徐々に落ち着きを見せるはずです。

ですが、単にインフレが続き、それが、需給要因から来ていて、景気にはマイナスだとすると、利上げは景気に水を差し、企業業績も悪影響を受けて株価は下がって当然ということになりそうです。

まあ、しばらく米国景気の動向を見守るしかなさそうです。

さて、日本を見ていると、おそらく第3四半期の決算発表で、今期の業績は上方に修正されて、日経平均株価のEPSもアップして、株価は1月下旬から上昇に転じるのではないでしょうか。

それと、株価が動くもうひとつのポイントは、本日、発表される、東証市場再編で上場各社がどの市場を選択したかの結果です。

特に、東証1部→スタンダードの選択をした上場企業の株価の動きには注目です。

売り込まれるのか、それとも動かないのか・・・・

運用会社のユニバースもどのように変わってくるのかも注目です。

特に年金基金などは急なポジション調整はしないと思うが、少し時間をかけながら動かすのではないだろうか。

実需はさておき、思惑で株価は動くので、本日発表されれると、すぐに株価が動く可能性もあるので、自分が手持ちの株については、各社のすでに出ている市場選択の発表をもう一度確認した方が良いだろう。

そして、今年のIPO、株式市場は年末まで堅調であって欲しいが、そうもいかない可能性も十分ある。

年始のIPOは強く、年末に向けてIPOが多くなり弱含む、このトレンドは不変だと思います。

ですが、弱含んだ12月銘柄には成長性のある銘柄もあるので、業績の推移だけはしっかりと確認していただきたいものです。

では、今年もどうぞよろしくお願い致します。

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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