ポテトチップスの袋が白黒
2026年05月12日(火)
原油価格高騰だけに済まず、原油不足が現実の形となってきた。
カルビーのポテトチップスの袋がカラーから白黒になるとの報道があった。
ここまでやらないといけないのか・・・・・
まるで昭和の時代のテレビのような色合いがテレビの報道に出てきたのには驚いた。
価格を維持するための策なのか、はたまた、多色刷りする原材料が不足しているのか?
いずれにしても、消費者にとっては、ショッキングな出来事であり、政府は原油もナフサの供給も心配しなくて良いとはいうものの、店頭が白黒のパッケージになっていくことに不安は隠せないのではないか。
インフレによる物価高に留まらず、供給制限による品不足が日本中に蔓延してくると、気になっていたスタグフレーションが目に見える形となってきそうだ。
日経新聞の報道で、以下のような内容があった。
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サウジアラビアの国有石油会社、サウジアラムコのアミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は、ホルムズ海峡の封鎖で現在の混乱が続けば「市場には1週間ごとに1億バレルの原油供給がなくなる」と述べた。11日の投資家向け電話会議で明らかにした。
1億バレルは世界の原油消費約1日分に相当する。ナセル氏は、米イランの軍事衝突後に始まったエネルギーの供給ショックについて「世界がこれまでに経験したなかで最大規模だ」と述べた。
「仮にホルムズ海峡が今日開通したとしても需給バランスが回復するには数カ月かかる。開通が数週間遅れれば、正常化は2027年にずれ込む可能性がある」との見方も示した。
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ホルムズ海峡の正常化は今日明日になんとかなる話はあり得ず、素人考えでも数カ月は要するだろう。
やはり、日本の原油調達の正常化は年越えとならざるを得ない、と考えるのが筋だろう。
その間、需給バランスは、マイナスが続き、政府の言う通り、6割がたは代替調達が可能を真に受けても、4割は備蓄を食いつぶす状況が続くはずだ。
現場での需給はかなりタイトだとすれば、価格面でも相当な値上がりとなってくるはずだ。
この1年の原油由来製品の値上がりは半端なく、2倍なら良し、くらいに考えておくべきだろう。
ポテトチップスの袋が白黒になったくらいは良しとして、次は価格が上がることを覚悟していたほうがよさそうだ。
あるいは、55グラムが50グラム、45グラムと袋の中身が少なくなって価格据え置きかもしれない。
国民生活は厳しくなる一方だが、このインフレを防衛するには、物価に連動する資産を保有するしかないということを忘れてはいけない。
インフレに敏感に反応する資産、それは「株式」しかないだろう。
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