楽観が支配
2023年02月08日(水)
年初から欧米に加えて日本の株式市場が堅調な動きとなっている。
米国FRBの利上げも想定内の0.25%となり、これまでの急速なスピードでの利上げが一服し、この先2回程度で利上げも打ち止めとなるのではないかとの見方が市場では支配している。
日本においても、日銀の次期総裁が雨宮氏になりそうだとのことで、これまでの路線修正があるとしても、金融緩和スタンスは継続されるのではないかとの見方となっている。
総じて、市場は楽観に傾いているのは間違いない。
ただ、この楽観の賞味期限は刻一刻と迫っているように思う。
過去1年間での上げ相場の期間は4週間~8週間程度だ。
年初から6週目を迎えており、来週あたりがいよいよピークの時間軸となる。
では、そのターニングポイントとなるイベントは何があるのかと考えてみると、米CPIの発表が2月14日(火)となっている。
インフレが収まるのか、それともまだ高まるのか?
市場やFRBはインフレは収まる傾向にあると見ているが、もし、そうでないとしたら、更なる利上げに繋がる可能性がでてくる。
米国の利上げは、0.25%をあと2回と市場は考えているが、仮に0.25%→0.5%となったり、回数が3回、4回となるようなインフレとなった場合、米株は大きく調整せざるを得なくなっている。
その意味では、2月14日(火)日本時間の午後10時30分が重要な節目となるかもしれない。
市場の見立て通りにインフレが収まってくれば、株式市場は短期的にもう一段高でピークアウト、そうでない場合、14日の米国市場から崩れるということになる。
どちらに転んでも、早々長い相場にはならないように思う。
いまはもうなり、もうはまだなり、どちらかと言えば、1月4日の大発会でつけた安値から買い始めた投資家がいたとしたら、いまはもうなり、に違いない。
まだまだ、と考えるにはリスクがありすぎるように見えるがどうだろうか。