ざわつく金曜日になりそう
2023年02月24日(金)
本日は、次期日銀総裁候補の経済学者の植田和男氏らに対する所信聴取と質疑が衆院で行われます。
黒田東彦総裁が主導した大規模な金融緩和は副作用も指摘されるなか、市場では政策の修正観測が根強く、新体制がどのような金融政策を運営しようとしているか、市場の注目が集まりそうです。
食品価格が実質6%近く上昇している中にあって、金融政策は非常に重要で、利上げとなれば、物価や我々の暮らしにも影響を与えそうです。
為替も、超円安も困るが、超円高も困る、ドル円でどの水準が居心地が良いのかわかりませんが、大きく振れる相場展開のほうが企業も対処が難しいのかもしれません。
次期日銀総裁のみならず、午後に副総裁候補の日銀理事の内田真一氏、前金融庁長官の氷見野良三氏の所信聴取と質疑があります。
株式市場、為替市場ともにザワツク1日になりそうですが、市場がどう動くのか注目していきたいところです。
個人的にはボラは高いが終わってみれば動きなし、となることを祈りたいところです。