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初値付かず

2026年04月22日(水)

昨日IPOしたバトンズ(554A)の初値が付かず持ち越しとなった。



今年は10社がIPOしたが、ここまで今年は初値が公開価格を上回ったのは2社にとどまっていた。



IPOは損をする確率が高いと思う個人投資家が多く、このままだとIPO市場が崩れるのではないかと考える人も多かった。



だが、バトンズは起死回生の銘柄となった。



事業内容は、M&A総合プラットフォーム「BATONZ」の企画・開発・運用を行っている。



仲介会社のコンサルタントが手掛けるほどの規模がない事業をネットを使ってマッチングを行うというものだ。



世の中の中小企業は年商が1‐2億円程度が多く、仲介手数料を払うと、譲渡代金が半減するようなケースもあって、バトンズのような機能を求める経営者は多くいる。



伸びしろはある事業だが、じゃあ年商100億円に届くかと言えば、そうそう簡単ではないと見るべきだろう。



本日の初値が昨日の買い気配値以上で付くかどうかだが、初値が付いた後、いったんは買い上げられても、そこが当面の天井となるかもしれないので、深追いは禁物である。



IPO市場にとっては朗報であり、本日のIPOSQUEEZE(558A)も続いて欲しいところだが、この銘柄はバトンズのようには行きそうにないので、初値は公開価格を上回るだろうが、上値を追うのは厳しそうだ。







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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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