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上場廃止に注意

2026年06月09日(火)

本日の日経新聞最終面の下に東京証券取引所の記事広告がある。

「上場維持基準未達によるお持ちの株式の上場廃止にご注意ください」とある。

上場廃止基準に係る猶予期間入り銘柄等一覧は、東証のHPに記載がある。

https://www.jpx.co.jp/listing/market-alerts/grace-period/index.html

日々売買されている投資家は上場廃止の情報を得られるかもしれないが、ほとんど売買せずにホールドされている方は知らない間に上場廃止になっていたということがあるかもしれない。

今年の10月1日に上場廃止になる銘柄が出てくるので、手持ちの銘柄をしっかりと見たほうが良い。

東証の上場廃止は形式基準を満たさないことで実施されるのは今回初めてという認識がある。

これまでは投資家保護の観点から、なかなか上場廃止を行わなかったのだが、東証のスタンスが変わったと言える。

むしろ、投資は自己責任、を明確にしたともいえる。

株価の上下で損得が出てくるわけだが、上場廃止は流動性が無くなり売買が出来なくなることで適切な株価形成が出来なくなることになる。

上場株に投資する上でのリスクのひとつが顕在化してきたということだ。

最後に、言っておきたいことは、上場廃止=倒産でも破綻でもない、ということ。

会社は存続するが、市場での売買ができなくなるだけなので、そこは理解しておいていただきたい。





#東京証券取引所
#上場廃止
#上場維持基準

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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