株価は名目GDP
2026年05月20日(水)
昨日の朝、内閣府が2026年1月~3月のGDPを発表した。
日経新聞には、GDP年率2.1%増、の見出しがでた。
中身というか内訳は新聞報道をご覧いただきたいが、2.1%は実質GDPで名目GDPは3.2%成長となっている。
実質GDPとは、物価変動の影響を除いて計算したGDPのことです。
実質という言葉は、実質賃金にも使われますが、仮に賃金が5%上昇しても、インフレ率が3%なら、実質賃金は+2%ということです。
一方、名目GDPですが、こちらは物価上昇を加味しない数値です。
我々が生活している中で感じるのは、名目値のほうです。
物価が上がるということは、メーカーや小売店の売上がそれだけ上がるということですから、その売上=名目なのです。
この名目値に連動するのは株価です。
企業が値上げすると粗利率が同じなら利益は増えることになります。
このことが株価の上昇につながるので、株価は名目GDPに連動するということです。
日経新聞の報道によれば、第二四半期のGDPはゼロ成長になるかもしれないとのことですが、物価上昇による分だけ実質GDPは押し上げられるとすれば、名目GDPはプラスとなるはずです。
もし、名目GDPまでもがゼロとなると、これはかなり景気が悪化していることになります。
GDPの計算は、数量X単価、いまの日本は、数量はあまり変わらないけど単価が上昇しているので、インフレになっています。
ところが、原油由来製品の数量が落ち込んでしまうと、単価の上昇を打ち消す可能性もありますので、この第二四半期の日本経済は踏ん張りどころとなるように思います。
いずれにしろ、名目GDPがプラスであれば、株価にはプラスと覚えておくとよいと思います。
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