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起業とIPO

2026年05月22日(金)

本日の記事はちょっと自虐的な内容となるが、IPOマーケットを見ていると、日米の差が大きすぎて、日本のIPOがショボく見える。



スペースX、オープンAI、アンソロピック、米国の今年のIPOは大豊作となりそうだ。



翻って日本のIPOは、来月、タクシーアプリの「GO」がIPOするが、時価総額は1,800億円程度だ。



日本と米国、やはりサイズが違いすぎる。



スペースX、オープンAI、アンソロピックは、宇宙、防衛、AIといまの市場のテーマにドンピシャだから桁違いの何百兆円となるのだが、それだけではない。



日本の市場はガラパゴスと言われる。



世界の人口が100億人になろうとしている中で、日本でIPOする企業は、少子高齢化社会の日本国内だけをマーケットとしている。



米国企業は、起業した瞬間から市場はグローバルを前提としている。



思想というか発想が常に「世界」で考える。



そこには英語という言語、コンピュータの開発のもとになるシングルバイトの世界がベースにある。



日本は学びにく日本語、そして日本語はダブルバイト、基準外、規格外なのだ。



そんな環境の中で起業したとしても、たかだか知れている、というのが日本のIPO市場にも出てきているのではないか。



日本での起業は、まずは会社を創って、徐々に全国展開に持ち込む、成功したら、次は海外だけど、米国は難しそうだから、アジアに出ていくか・・・みたいな考えではNasdaq上場は成功しない。



上場するなら日本ではなくNasdaqを目指せとは言わないが、目指せ世界!ではダメなのである。



最初から世界地図を見ながら、どのように展開するのかを考えて、仲間を集める、それくらいのことを考えながら起業する人がいたら世界で戦えるかもしれない。



ドジャーズの大谷選手が前々回のWBCの決勝戦前の選手MTGで、憧れるのは止めましょう!と言ったが、それを聞いた選手は、よしやったるか!と思ったはずである。



大谷選手が言えば、日本人でもできるんじゃないか!と思ったはずである。



いま経営の世界でいうなら、ソフトバンクグループの孫社長だろうか。



孫社長は、誰にも憧れなんて抱いていないはずだ。



最先端の事業分野で勝つための施策を常に考えている。



一気に孫社長に近づくのは難しいというより、無理な話だが、孫社長の生い立ち、起業したとき何をビジネスにしていたのかを知れば勇気が湧いてくるはずだ。



Boys, be ambitious,like Son-san did !!!!!!!!!!!!





#起業
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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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