金利上昇は株価にネガティブ
2026年08月19日(水)
昨日の10年国債の利回りが、過去30年の最高値の2.9%台まで上昇した。
一方、半導体関連株は反落し、日経平均株価も大幅安となった。
金利上昇でハイテク株売りとなったわけだ。
金利上昇に弱いグロース、ハイテク株はなぜか?
PERの逆数である益利回りと国債の利回りの差をイールドスプレッドという。
PER 益利回り 配当利回り
アドバンテスト 40倍 2.5% 0.17%
東京エレクトロン 37倍 2.7% 1.37%
ディスコ 41倍 2.5% 0.97%
イビデン 70倍 1.4% 0.16%
村田製作所 42倍 2.5% 0.93%
キオクシア 8倍 12.5% 0%
キオクシアを除いては、国債の利回りよりも益利回りが低い。
イールドスプレッドで国債の利回りが益利回りを上回っている状態にある。
ましてや、配当利回りとなると、かなり見劣りする。
キオクシアにおいては、益利回りは高いが、無配のためにPERも低く、株価はかなり抑え込まれている。
この先、来年の夏まで日銀の利上げがるとすると、国債の利回りはもっと上がる可能性がある。
半導体関連株のPERは増益率の鈍化で下がるかもしれず、アゲンストの風が吹き続けることになる。
この金利上昇を受け止めて跳ね返すだけの利益を稼ぎ続けることができるどうかが焦点となろう。
個人的な見解ではあるが、9月の日銀金融政策決定会合開催日の9月17日、18日頃までは、日経平均株価は先週の金曜日のSQ値を上回る水準まで買われることはないのではないだろうか。
むしろ、二番底をつけに行く可能性もある。
ひとつだけ念頭に置いておくべきことは、9月に日銀が政策金利の利上げをしたとしても、そこで悪材料出尽くしといったんはなるということだ。
金利上昇は株式市場にとってネガティブではあるが、もし、二番底をつけるのであれば、それは買い手にとってはチャンスとなるだろうことも頭に置いておきたい。
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