Market Eye

最新記事
記事一覧
次の記事
前の記事

値上げラッシュ

2026年09月02日(水)

帝国データバンクによると、9月は2026年内最多となる「4,531品目」の値上げが控えており、約3年ぶりとなる大規模な値上げラッシュとなるみたいです。



10月も「2,720品目」の値上げが予定されており、2026年通年の値上げ品目数は前年の「2万609品目」を超える可能性が高まっています。



食品スーパーは値上げは平均で10%近く、消費者の財布のひもは固くなりそうです。



対象者の平均年齢60才、二人世帯の政府の家計支出調査によると、食費関連が支出の約30%を占めています。



10%値上げとなると、33%になります。



賃金が手取りベースでそれだけ増えていれば良いのですが、そんな人は多くないはずです。



余資運用よりも、生活防衛のほうが大事だと言う人が増えてくるのではないでしょうか?



物価が高騰する背景を、円安と資源高だとメディアでは解説しています。



資源高は努力しても限界があるとは思いますが、円安は政府と日銀の意志でなんとかなる施策がとれるのではないかと思いますが、これも利上げしか方策はないわけですから、国民生活には負担を強いることになりそうです。



この物価高騰と金利高にどのように対処していくのがよいのか?



一個人としては限界を感じるのではないでしょうか。



やはり、マクロ経済で好循環と呼ばれる、良いインフレ→企業収益アップ→賃金上昇、しかないと思われます。



この流れの中で、企業収益アップのところで、企業間格差があります。



大企業と中小零細企業での格差の是正が必要になります。



中小零細企業においては、やはり、企業統合などで、企業体力を強化する必要があるはずですが、日本は事業承継において、親族承継が多く、零細企業であっても独立独歩で生き残りたいという経営者が多いです。



ここの部分の意識改革、啓蒙を行う必要があると思います。



政府も、中小零細企業に補助金や助成金で生き延びさせる施策はほどほどにしたほうが良いと思います。



話は、とんだところに飛び火しましたが、物価高騰を生き延びるには、野菜や果物などは、自分で作るか、農家からの直販で、流通の中間コストを下げるようにするしかないように思います。



来年に向けて、食料品の消費減税もありますが、外食は控え、自炊する人が多くなるように思います。



社会の構造転換につながるような物価高騰になるのではないでしょうか。

#食費
#自炊
#値上げラッシュ
#物価高騰
#農家
#経営者
#事業承継
#意識改革
#中小零細企業

最新記事
記事一覧
次の記事
前の記事

プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


最新の記事一覧