始まりは終わり
2022年02月25日(金)
懸念していたウクライナへのロシアの侵攻が始まりました。
ウクライナ全土がロシアの支配下にはいるのも時間の問題かと思います。
西側諸国もウクライナに入り込んでまで、侵攻を阻止する様子もなく、大掛かりな戦争にはなりそうにないので、せめて、ウクライナ国民が物理的に犠牲者にならないように、そして歴史的な建造物が破壊されないことを祈りたいです。
翻って、西側諸国のロシアへの制裁で、資源高は続きそうです。特に欧州では経済活動・国民生活への打撃はきつくなり、景気減速に繋がりそうです。
ですが、ここのところ急落していた世界の主要株式市場は、なんとなく底打ちしてきそうな感じです。
湾岸戦争のときもそうでしたが、外交で解決しようとしている間は下げ続けましたが、いざ開戦となると、底打ち反転してきました。
最悪の状況を織り込んだということでしょう。
日本の株式市場、特に新興株のマザーズ指数は、一昨年前とコロナが始まったときに急落した水準近くまで売り込まれています。
いくら何でも売られすぎの水準です。というよりも、すべての銘柄が売られる展開が続いていました。
でも、よくよく見ると、成長性を無視して投げ売りとなった銘柄もあり、選別されるタイミングが来ているといえそうです。
ちょっと、暗雲垂れ込んでいた株式市場にも光が見えてきてほしいものです。
ロシアのウクライナ侵攻の始まりは、株式市場の下げ相場の終わりとなるかもしれませんので、日経平均株価の2万6,000円水準は買い場となりそうです。