Market Eye

最新記事
記事一覧
次の記事
前の記事

新年度入り

2024年04月01日(月)

株式市場も名実ともに新年度入りとなる。

日経平均株価が4万円台に乗せてきて、年内に4万5000円まで行くとの観測が多くなってきた。

確かにデフレの時代は過ぎ去り、インフレが当たり前になってきた。

食品スーパーでは、昨日までの数日に買いだめする人が多く、棚がからっぽのところもあった。

そして、本日の新聞を読んで、え!そんなに値上がりするの!と驚く人も多いのではないだろうか。

だとしても、国内と海外の価格差は歴然としており、桜を目当てに来日した外国人観光客にとっては、Everything Cheap にちがいない。

何でも安い日本に気づき、株価を見ると、こちらもまた安い、と感じる外国人投資家がいたとしても不思議ではない。

PER17倍は決して安くないが、これだけ値上げがあると、名目上、企業の売上も増える→利益も増えることになる。

株価は名目なので、連れて高くなるはずだ。

話は、少し変わって、IPO。

ここまでの20銘柄の初値騰落率の平均値は70.81%となっている。

さほど高くはないが、初値が公開価格を割り込んだのは1銘柄のみ。

勝率は95%となっている。 

今年の特徴は、市況が良いので、負ける銘柄がほとんど無い。

加えて、上場当日の高値の平均値は初値から+12.7%、終値も+2.6%と買われている。

2023年に上場した96銘柄においても、平均値だが先週末の株価は、初値よりも3%高く、総じて堅調に推移していると言える。

森を見る限りにおいては、好調と言えるが、木をひとつひとつ見ると、そのばらつきは尋常ではない。

日経平均株価が好調でも、自分が持っている銘柄は上がらないということはよくわかってる事実だ。

やはり、株価は業績連動となることから、業績がどうなるのかを見極める必要がある。

繰り返しになるが、インフレに伴い、名目値が上がるビジネスをやっている企業の株価に注目したいところである。

GWを挟むことから、IPOはしばらく下火になるが、GW明けには6月銘柄が多くなるはず。

銘柄選びに注力してテンバーガー銘柄を発掘したいところだ。

最新記事
記事一覧
次の記事
前の記事

プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


最新の記事一覧