デフレマインド脱却には
2024年06月07日(金)
世の中の物価上昇を昨日実感しました。
毎月、一度はお世話になる理髪店、6月から300円上げますよ、とかねがね言われていたが、いざ支払いの段になってこれまでから千円の桁の数字が大きくなっている。
まあ、これだけいろんなモノが値上げになっているのに、ここまで値上げせずにやってきたのだから納得の値上げだ。
きっといろんなモノの値段が上がってるはずだが、スーパーやコンビニで、今日から値上げしますとはアナウンスされないので、気づかずにいるだけだと。
道理で懐具合が厳しいはずです。
そんな中で本日の日経新聞の中ほどに、サイバー人材2000万円でも人材難の記事。
防衛省が、事務次官や統合幕僚長と同じ2300万円と同じ年収で採用をできるようにしたらしい。
ここで、なぜ事務次官や統合幕僚長を超えてはいけないのか?という疑問がでてくる。
正直な話、サイバー人材は国内外でニーズが高く、日本の水準で高給であっても、グローバルな水準からすれば、事務次官の年俸でも安すぎるといえるだろう。
日本は30年に及ぶデフレで物価も上がらなかったけど、賃金も上がっていない。
加えてここのところの急激な円安で、日本人の賃金がグローバルな視点で見るとどんどん安くなっている。
物価にも追いつかない、海外には円安で置いていかれる日本人の賃金、このままだと日本は途上国並みになりそうだ。
安い日本、だけどモノづくりの品質、サービスの質は優れている、この質を維持するためにも、安い日本からの脱却が必要となるのだが、どうしたらよいものか・・・・悩ましいところだ。
米株式市場でエヌビデェアが3兆ドルを超してきた。
半導体関連銘柄でダントツの1番、利益率も最高、やはり、世界で1番になることが大事。
世界で戦って絶大なる位置に君臨する企業が日本から出てこないとデフレの国日本は立ち直れないかもしれない。
新NISA制度で個人投資家が買っているのが、オルカン投信、つまり外国株ファンドだ。
国民自体が日本は負け組と考えている節がある。
まずはここから変えたいところではないか。