上場企業4%減益予想
2024年05月16日(木)
日経1面の見出しは「上場企業4%減益予想」。
いろんな要因があって、減益予想ですが、後ろ向きなものはないような印象です。
案ずるより産むがやすしと思えるのは、欧州・中国の景気減速、円安効果の剥落です。
そして事業コストの増加は、先行投資ですから、利益が十分あるときにやっておこうというものでだと思います。
これで株価が下がるようだと、投資家の思考のほうがおかしいのでは?と思いますね。
株価は名目値ですから、インフレが続く限りにおいて、右肩上がりとなるはずです。
春先はスピードが速すぎて、行き過ぎたので、少し調整が入ったと思えばよいのではないでしょうか?
そんな中にあって、米MSCIの全世界指数の構成銘柄から日本株が14銘柄外されるとか・・・その理由が、円安でドル建てでみた時価総額が下がってるとか、円安で株価が上がっているのに、円安でドルだけ価格が下がるという、日本人は井の中の蛙ということなのでしょうね。
円安で自分たちの貨幣価値が下がっているのに、円ベースで株価上昇を喜んでるお人好しかもしれません。
政府は、もうこのあたりで円安にも歯止めをかけて欲しいものです。