選挙のあとは夏休み
2025年07月22日(火)
参議院選挙、結果は、自公大敗、と言うよりも、旧体制の大敗、ということだろう。
だからと言って、新しい政党が体制を変革するほどの議席も取ってない。
むしろ、彼らは与党になるほど議席を取りたくないと思っているのではないか。
政権運営はしたくない、何もできないということを知った上で、耳に聞こえの良いことを言って、適度に発言力を増す、それが狙いのように思う。
何も決まらない、決められない政治になってしまったことが最悪の結果ではないだろうか。
政権与党が、少数の党の政策に迎合するような動きになることが何よりも怖い気がする。
この先のシナリオを考える。
日米関税交渉は不調に終わり、企業の四半期決算も不調、だが、株価は強い、と言うこともあり得る。
だが、株価は需給、なので、買い手がいなくなれば、当然のことながら、売り手優位となる。
外国人投資家は、15週連続で日本株を買い越してきている、夏休みに入っても買い続けるのか?
そろそろ、子供だけではなく、大人も夏休み、外国人も長期の休暇を取るシーズンに入っている。
市場参加者が少なくなって、売買代金が細くなってくる夏枯れこそが注意すべきことかもしれない。