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IPO連敗は止まるか

2026年03月25日(水)

本日、東証グロース市場に、株式会社ベーシック(519A)とジェイファーマ株式会社(520A)の2銘柄が新規上場となる。

事前の初値予想を見ると、2銘柄共に初値は公開価格を割り込みそうである。

2026年、ここまでの3銘柄は、いずれも初値は公開価格割れ、そして上場後の株価は公開価格をずっと下回っている。

おそらく、この流れは変わらず、事業の良し悪し、株価の適正とは関係なく、需給で売り込まれる可能性が高い。

そして、公募・売出し株を買った投資家が売りつくしたら、株価は底打つというのがひとつの流れになっているのではないか。

ここで良く考えないといけないのは、公開価格(公募・売出し)は買わないことは当然だが、投資価値が無いのかと言えばそうではないということだ。

昨年上場した銘柄の中には、株価が落ち着いてきたところで、機関投資家が買っている銘柄も出てきている。

IPOはセカンダリーで投資して、企業の利益成長が株価に反映されるのを気長に待つことが肝要となる。

昨年は大型株がテンバーガーになったりしたが、ここからは大型株でテンバーガー銘柄を見出すのは至難の業となろう。

しかしながら、IPO銘柄であれば、数年でテンバーガーも夢ではない。

個人投資家も短期で物事を見るのではなく、少し長い時間軸で物事をみる習慣を身に着けるべきだろう。



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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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