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仮説を立てて動く

2026年09月15日(火)

今週は、中銀ウィーク。



FOMCが本日と15日、16日、日銀金融政策決定会合が17日、18日に開催される。



日米ともに利上げが確実視されている。



もし、米国が利上げせずに、日本だけ利上げしたらどうなるのか?



金利差縮小で円高に向かう可能性が出てくるだろう。



その逆は無いと思うが、もし、米利上げ、日本は据え置きになったら?



せっかくの円高に水を差すことになるので、これは間違っても無いと考えられる。



日米両方が利上げとなれば、為替はニュートラルで155円前後で推移だろう。



こうなってくると、今回どうなるのか?よりも、ターミナルレート(政策金利の到達点)とその時期が重要となる。



米国は、とりあえず利上げ、というムードだったが、イランとの戦いが終わらず、原油高が続くとするならば、年末に向けて利上げムードとなるかもしれない。



日本は、日経新聞報道だと、複数回の利上げを示唆しているものの、植田総裁にそこまでの胆力があるのかどうかは疑わしいが、口先介入的な発言をするようになってきているのも事実だ。



18日の夕方の植田総裁の会見でどこまで踏み込んだ発言をするのか次第というところだろう。



本日の日経新聞のスクランブルの記事で、短期金利の動向からすると、0.25%の利上げをこの先5回程度まで織り込んでいるとか、まあ、それはあるまい、というのが大方の見方だろう。



インフレが続くとは言え、政策金利の水準としては、1.5%~2.0%がいいところに違いない。



ここからあと2回か3回、来年の夏にはターミナルレートに到達するのではないか。



とするならば、株式市場はその半年前には織り込むのではないか。



利上げで儲かる業態として、銀行、生保、損保などが買われてきたが、年末までくらいに相場の天井を付けるように思うが、配当利回りがそこそこあるので、売り難いというのが個人投資家の本音ではないだろうか。



逆に金利が天井を打つということは、ハイテク株に資金が回帰することにもなる。



AI・半導体銘柄は6月に天井を打ったが、年末に向けて、底打ち、じわじわと買われるのではないか。



大きな資金で個別銘柄を買える投資家は別として、個人投資家なら、ETFもしくはハイベータ投信などで勝負するタイミングがそう遠くない時期に来そうな予感がする。



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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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