Market Eye

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陰の極

2026年10月19日(月)

日経新聞が、「魔の10月」と題する記事を載せている。



確かに過去を振り返ると、10月の月間騰落率は大きく下落している年がある。



本日、10月19日は、1987年の米国発の世界同時株安の日、ブラックマンデーと呼ばれている。



米ダウ平均 株価は、−22.6%(史上最大の1日下落率)となった。



翌日の東京市場は、日経平均が3,836円安(−14.9%)と戦後最大の下落率を記録した。



東京市場においては、その下落も半年で高値更新となり、その後、1989年末まで日本株は上昇を続けた。



では、この先日本株はどうなるのか?



今月上旬に日経平均株価は7万円を回復した、そこから仮に15%の下落となれば、約6万円の水準が底となる。



システミックなリスクが発生しなければ、おそらく今月の高値から15%も調整すれば、大底となるのではないか。



今週あたりから日本では決算発表が始まる。



今上半期の業績は悪くはないというより、かなり良いはずではないか。



下期に向けて業績予想の上方修正も出てくるはずだ。



企業のファンダメンタルズは良好ということになるだろう。



とすれば、値幅調整は終わり、日柄調整が残るだけではないか。



いろんなことがあく抜けしてくるタイミング、ひとつは決算、そして、米国の中間選挙、11月に入ると、良くも悪くも霧が晴れてくる。



米コアウィーブショックも破綻しないとなれば、徐々に市場の関心事ではなくなるはずだ。



となると、今週あたりが、陰の極、となり、仕込み時、となる可能性は高い。



上げ相場の流れで買うのもいいが、そこ近辺で仕込んだほうがリターンは大きい。



買ったら下げる可能性はあるが、短期ではなく、年末まで見据えると、絶好のタイミングが訪れようとしているかもしれない。



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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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