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日経平均株価10連騰

2017年10月17日(火)

日経平均株価が10連騰となりました。

このような状況になると、もうそろそろ天井ではないかと思ってしまうものですが、今回ばかりはそうはならないような気がします。

今週末に衆議院選挙を控えて、与党の圧勝が見込まれていることに加えて、上場企業の中間決算の結果、そして、通期の業績予想の上方修正期待など、まだまだ上値を試す材料はありそうです。 

唯一の懸念材料は北朝鮮問題くらいなものですが、太平洋に何かを打ち込む程度では、もう市場は慣れっこになっていて、そうそう悲観になる必要もないような気がします。

ですが、いつまでも上がり続ける相場はありません。必ず天井を迎えます。

いつまで、どこまで、続くのか?が投資家の知りたいところだと思います。

材料出尽くしのタイミングを考えると、選挙の結果は今週末、決算大勢が見えるのは11月第1週だと思います。

相場の格言で、もうはまだなり、まだはもうなり、と言います。 

現状では、もうはまだなり、なんでしょうが、ある時点で、まだはもうなり、に変わるはずです。 

そのタイミングを逸しないことが肝心です。

最後にもう一言、腹八分目、これを忘れなければ、この相場には大勝はできなくても負けることはないでしょう。

  • 日経平均株価10連騰
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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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