日経平均株価10連騰
2017年10月17日(火)
日経平均株価が10連騰となりました。
このような状況になると、もうそろそろ天井ではないかと思ってしまうものですが、今回ばかりはそうはならないような気がします。
今週末に衆議院選挙を控えて、与党の圧勝が見込まれていることに加えて、上場企業の中間決算の結果、そして、通期の業績予想の上方修正期待など、まだまだ上値を試す材料はありそうです。
唯一の懸念材料は北朝鮮問題くらいなものですが、太平洋に何かを打ち込む程度では、もう市場は慣れっこになっていて、そうそう悲観になる必要もないような気がします。
ですが、いつまでも上がり続ける相場はありません。必ず天井を迎えます。
いつまで、どこまで、続くのか?が投資家の知りたいところだと思います。
材料出尽くしのタイミングを考えると、選挙の結果は今週末、決算大勢が見えるのは11月第1週だと思います。
相場の格言で、もうはまだなり、まだはもうなり、と言います。
現状では、もうはまだなり、なんでしょうが、ある時点で、まだはもうなり、に変わるはずです。
そのタイミングを逸しないことが肝心です。
最後にもう一言、腹八分目、これを忘れなければ、この相場には大勝はできなくても負けることはないでしょう。