変化なしに進化はない
2019年07月10日(水)
今朝の日経1面。 関東の大手地銀、千葉銀行と横浜銀行が包括提携との記事。
メガバンクの統合から20年、ちょっと遅すぎた感がありますが、マイナス金利が背中を押したのだと思います。
背に腹変えられない時代にならないと統合は進まないという日本独特の風土がにじみ出ています。
近くの銀行の統合をみて、銀行員も大変だな!と思う中小、中堅企業の経営者の方々も次は自分であることを忘れてはいけないと思います。
一方、NECが新卒に1000万円の報酬を払う記事があります。IT業界を先頭に、年功序列、終身雇用はあっという間にもろく崩れていくでしょう。
こちらも同じで、若造に職場、仕事を奪われるのはIT業界だけ、と思っていたら、すべての業界であっという間にシニア・中堅クラスの社員に仕事がなくなる日が来ることをいまから念頭において、この先を考える時代が到来したことを強く認識しないといけません。
トヨタの社長が終身雇用を維持するのは難しい、と発言したことの重さを身に染みて感じるべきです。
このように時代が大きく変わろうとしているときは、若者だけでなく、すべての年代の人々にとって大きなチャンスです。
要は自分が変われるかどうかだけです。人間は変化に弱い動物です。
変化しない限り、進化はないわけで、思考を変えていく努力が何歳になっても必要です。
そして、個人投資家の皆さんにとっても大きなチャンスです。
激動の時代は、新しいヒーローが生まれる時代です。
長らく出ていない大きなヒーロー銘柄が出て来る予感がします。
こうご期待の時代がやってきました。