Market Eye

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追いかけるな

2019年12月23日(月)

今年も余すところ1週間となった。

大納会は12月30日なので、実質的な取引稼働は6日間ある。

そして、12月のIPOは出足好調となっているが、あまりにも高いバリュエーションまで買い上げられている。

まさに流動性相場が、IPO銘柄に来ていると言えそうだ。

この流れは、ある時、突然止まり、株価はナイアガラフォールとなることは過去を振り返れば議論の余地がない。

この時点で言えることは、IPO株を枕に寝正月、だけは避けておきたい。

今週なのか、大納会なのかは別として、利確して、寝正月を迎えたいものである。

デイトレーダーの方々は、自分がババを引くことだけは避けることを意識してトレーディングしていただきたい。

伊集院静氏の「追いかけるな」という大人の流儀シリーズを思い出した朝でした。

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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