自粛ムード広がる
2020年02月19日(水)
新型コロナウィルスの影響で、各種イベントの中止が広がり、これからの季節には付きもの謝恩会、歓送迎会なども自粛のムードが広がってきました。
エコノミストの経済見通しも下振れしてきて、昨年秋には底を打ったはずの企業業績も2番底を模索する動きになってきているような気がします。
世界の株式市場は金融緩和でなんとか持ち堪えていますが、日本において金利の低下は消費にはもはや繋がらず、実入りが増えないと使わないと思います。
金利との裁定で株価のバリュエーションが決まるのですが、日本のように超低金利になると、金利はさておき、業績に軸足を置いて考えないといけない局面が来ているように思います。
最後に、自衛的な自粛はやむを得ないのですが、自粛が消費減に繋がり、それが、企業業績を下振れさせ、社員への配分原資が減って、消費がまた下振れするという負のスパイラルに入らないように政府は知恵を絞って欲しいものです。