思ったよりも悪くない
2020年04月10日(金)
2月決算企業の開示が出てきています。
リーマンショックの時のように、赤字に陥る会社が多いかと心配していましたが、そこまで酷いと考えている企業は少ないようです。
我々に身近なユニクロブランドのファーストリテイリングが昨日第2四半期を開示しました。
柳井社長は、戦後最大の危機、と言いつつも、下期はトントンで行けると見ています。
経営者があまりにも悲観的になるのは良くないのですが、見えないものとの戦いである以上、先が見えないのも事実であります。
株式市場は3月中旬に、日経平均株価を構成する225銘柄の利益の合計がマイナスに落ち込んだリーマンショックの時の株価まで織り込みました。
4月下旬からGW明けに3月決算企業が開示を始めます。
緊急事態宣言が終わるのか、継続されるのかもはっきりしてくるタイミングでもあります。
思ったよりも悪くない、そんな開示が次から次へと出てくれば、株価もゆるりと戻るのではないでしょうか?
叩き売られたIPO株の戻りもここに来て出てきておりますので、市場から離れずに、よくよく吟味して投資するタイミングであることを念頭に置いておくべきだと思います。