Market Eye

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決算発表

2020年04月24日(金)

コロナ禍の影響が企業業績に表れ始めている。

大きな影響を受ける業種として、航空、飲食、宿泊、鉄道、観光業等が挙げられるが、株価は3月中旬におおよそのところまで織り込んではいるが、最悪の事態までは織り込まれていないとみる。

一方で、影響はあるものの、この環境でも業績を維持もしくは伸ばしている企業もある。

3月決算が徐々に開示されているが、昨日、開示した企業は増益の予想を開示したところもあって株価は敏感に反応している。

明暗分かれるのが今年の決算、とうよりも、今期の業績ではないだろうか。

早く開示した企業の中で、業績が堅調な類似業種を先回りして買っておくのが有効な投資戦略であるかもしれない。

昨日の決算発表で、堅調なのは
6645 オムロン
4684 オービック
などが挙げられる。

いったんは株式市場から引き揚げた資金がどこに投下されていくのかを見極める時が来たと言えよう。

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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