ユニコーン
2021年06月01日(火)
今朝の日経新聞のDeep Insightの記事を読んで日本でIPOする企業経営者の心に刺さるものはあったのでしょうか。
「小粒上場の国でいいのか」
ユニコーンと呼べれる未上場で時価総額が10億ドル(日本円で約1,000億円)の企業は日本では極端に少ないです。
その背景として、日経のコメンテーターの村山氏は、日本で流通する情報は9割9分が日本語で外国人が入ってこられない、ことにあると書いている。
ユニコーンの仲間入りをしたペイディ社は英語で自らの活動を発信することで、未公開ながら外国人投資家からの資金調達に成功している。
私は何度か触れているが、日本でユニコーンが生まれない理由は、市場を日本に限定して、日本語で日本人だけが、会社運営している、ことが大きな理由だと。
社員が多国籍で、市場を全世界として、社内言語、HPも含めて最低でも日本語+英語で情報発信すれば、日本も大きく変わるのではないかと。
ITは不得意でも、モノ作りにおいては、日本にはグローバル企業が沢山ある。
日本人だからグローバル企業が創れないというのはおかしなロジックだ。
英語なんて話せなくても、自動翻訳でなんとかなる時代になってきた。 下手な英語でもいいから、話す、書く、そして、情報発信する、(なんだかドラゴン桜みたいだが・・・。)そんなことを日本のベンチャー企業もやってみたらどうだろうか。
世界を変えることはできなくても、世界の誰かに見つけられる存在になりたいものである。
毎度の言葉だが、Think Global,Act Localの精神でベンチャー企業は頑張って欲しいものだ。