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株主と真剣勝負する経営者になるには

2021年07月06日(火)

今朝は気温はさほど高くないのですが、湿度が半端なく高いですね。蒸し暑い、という表現がぴったりです。 

上着は手に持って出勤したのですが、着ることないかもしれません。 

政府が率先してクールビスを推奨して欲しいですね。

特に閣僚は上着を止めて頂きたいものです。

TVの取材に上着を着ているのをみるにつけ、そうしないと礼儀作法に触れるようなイメージができあがりますからね。

さて、日経1面、「経営者と株主 真剣勝負」の記事。

日本も株主を見て経営する時代になってきた証拠ですね。

サラリーマンのゴールが社長になること、社内営業、社内調整が上手な人が昇格し、社長の覚えの良い人が社長に引き上げられる、そんな風土が日本企業にはありました。

でも、取締役は株主に選ばれる、代表取締役は、取締役に選ばれる、そして、取締役のほとんどは社外、という構図になってきています。

サラリーマン組織において、トップまで上り詰めたい人にとって、社内営業も社内調整も社長の覚えもまったく意味ない時代がやってきました。

生き方を変えないといけない時代です。 

仕事が終わったら、上司に誘われて飲みに行く、麻雀する(これはもう無いか(笑)、週末は社内でゴルフコンペ、全部卒業しないといけませんね。

飲みに行くなら社外の人々と情報交換、ゴルフは今日初めて会う人とやる、そんなふうに変えて生きたいものです。

そして、もう少し言えば、新卒の就職は就社ではないということを前提で選ぶべきです。

10年後、20年後、30年後にマイルストーンを置いて、人生の設計図を描いて、道を歩むことが大事です。

もちろん、軌道修正は随時行っても全く問題ないです。

Top of Topを目指す人の生き方が大きく変わってきました。

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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