この業界が崩れると日本が危ない
2016年05月12日(木)
今朝の日経新聞1面は、自動車業界の記事で埋まりました。
三菱自動車、どこかの大手との資本提携以外にありえないと思っていたのですが、私が考えていた通りの結果になりました。
三菱自動車は、心の病であって、身体の調子が悪いわけではないと日産は判断したのではないでしょうか?
そして、世界のトヨタ、1兆1000億円の営業利益の減益予想です。 トヨタグループ全体では、2兆円程度の減益になるのではないでしょうか?そして自動車業界全体だと3兆円?の減益になるかもしれません。
トヨタの減益要因は為替でした。
米国も景気が足踏み状態です。
米国の金融当局が利上げに動く可能性は日増しに低下してきています。
円安は期待できないというのが本音だとおもいます。
決算発表をしている輸出関連企業のドル円の想定為替レートは105円~110円です。
いまのところニュートラルな水準なのですが、もし、105円を割り込む円高になるとすると、日本の景気は一気に悪化しそうです。
もちろん、株価も厳しい状況になりそうです。
株式市場では、Sell in Mayと言われていますが、Bottom in Mayにあるのではないかと考えています。
ちょっとこの先の株式相場展開には楽観的な予断は禁物だと思います。