Market Eye

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テスラは凄いが

2022年04月21日(木)

米国では一足先に企業の決算発表が始まってます。

コロナ下で急速に会員を伸ばしたネットフリックスがここに来て会員が激減しています。

一方、脱炭素社会の動きの中でEV車への置き換わりが進んでおり、テスラが売上を伸ばしています。

対局なこの2社の動きを見ていると、巣篭もり需要は去って、やはり外でのびのびと過ごしたいということで車の需要は旺盛だということではないかと思いますね。

それにしてもテスラの業績は凄いです。

31万台の売上が約2兆4000億円、1台当たり770万円です。

利益が4300億円なので、1台当たりの利益は135万円です。

利益率が17.5%です。 

トヨタはその半分ですから、株価はその差を反映しているのだと思いますね。

いやいや、イーロン・マスク氏には脱帽ですね。

では、私がEV車に乗りたいかといえば、いまのところは興味なしです。

脱炭素社会の実現には貢献したいのですが、トヨタの社長が言っているとおり、EV車は電力が必要なので、その電力をどのように作っているかを考えると、必ずしも脱炭素社会に貢献できてない日本があるということだと思います。

車が自走している間に、どんどん発電して蓄電できる仕組みで、充電はほとんど必要ないようなEV車が出来上がれば最高だと思います。

それを実現してくれるのが、日本メーカーであると信じたいものです。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN200NY0Q2A420C2000000/?unlock=1

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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