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レオス・キャピタル

2023年04月25日(火)

本日、レオス・キャピタルワークス(7330)が上場する。

2度目のチャレンジでの上場となるが、時価総額を見ると、いまひとつ冴えない感じがする。

初値予想も、公開価格と同値と見られている。

私は個人的には強気のスタンスを持っている。

玄人筋からすれば、類似会社、はっきり言えば、スパークスとの比較で割安感は無い、ということだろう。

しかしながら、個人投資家の認知度は、スパークスとは比較にならないはずだ。

なぜなら、同じ投資信託の運用をやっていても、レオスは直販、スパークスは間接販売。

直販でレオスの投信を買っている個人投資家が、一口買っておこう、となれば、この需要だけで、すざましい金額になるはずだ。

加えて、IPO特有の需給トレーディングがある。

そして、IPOは明日1銘柄を残すのみで、個人投資家の手元資金も潤沢である。

将来性、成長性の観点からすれば、NISAが拡張され、個人投資家の資金は益々株式市場に入りやすくなってくる。

今日、明日の株価の動きは、需給のみできまるが、超長期の観点から、もし、初値予想通りとなるなら、本音で、一口くらいは長期保有おとしたいものである。

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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