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ソフトバンク

2016年06月22日(水)

今朝の日経新聞朝刊1面で大きく取り上げられたソフトバンクの社長人事、やはり、そうだよね、と思う結果でした。

孫社長が早々簡単に社長の座を明け渡すとは思っていなかったのは誰しもだと思います。 

アローラ氏に社長を譲っても、会長に就任して院政を敷くのかと思っていた方も多いでしょう。

もうかなり前の事ですが、ファーストリテーリングの柳井さんが社長を譲りましたが、あっという間に返り咲きました。 

60歳くらいで第一線を引くのは、気力体力が充実している年齢なので、誰がどうみても無理だと言えます。 

私が思うのは、どのオーナー経営者も、還暦を迎える頃に退任したい、との願望が芽ばえることが一度はあるのかと。

ですが、いざその齢が近づいてみると、まだまだできる!と思い直すんでしょうね。

それが、社内外を大きく揺るがすことになることをあまり考えないでいるところが大物経営者たるゆえんかもしれません

さて、今回のソフトバンクの人事、株価はどのように反応するでしょうか?

私はポジティブに受け止めると見ていますが、皆様はどうでしょうか?

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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