高値更新の日経平均株価
2025年11月30日(日)
日経平均株価が5万1,000円台になってきました。
株価上昇の背景は、AI/半導体関連銘柄3社で上げ幅の7割を占めているという歪な指数の構成にあるようです。
ちなみにTOPIXが下げているということは、多くの銘柄が売られているのに、ほんの一握りの銘柄が大きく買われて日経平均株価が高値更新となっているわけですから、株式を保有している人がすべからく高値更新の恩恵を受けているということではないということです。
もはや、日経平均株価は日本の株式市場を語るに不適な指数になりつつあるように思います。
おそらくファンドマネジャー諸氏は、ベンチマークに日経平均株価を使わなくなってると思います。
メディアだけが、日経平均株価を株式市場の尺度として使っていることで、現実離れした株式市場を語ることになりそうです。
株式市場のことはさておき、やっと、ガソリンの暫定税率廃止が決まりそうです。
ガソリン1㍑につき、25.1円+消費税で27.6円安くなるわけですから、これは大きなインパクトありそうです。
財務省は来年度の予算に税金の減収を見込まないといけないわけですが、これ以外にも減税しないといけないものがあり、どうやって財源を捻出するのか、主計局の
皆さんは寝る間もない年末年始になるのではないでしょうか。
いまの国民生活にはプラスですが、そのツケは先の世代の負担となるわけだとしても、その是非をいま生きている人に問うても否定する人は少ないのではないでしょうか。
遅かれ早かれ、衆議院の解散総選挙があると思いますが、争点は何になるのか・・・興味深いところです。
