Market Eye

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米国大統領選挙

2016年11月07日(月)

米国大統領選挙がいよいよ今週となりました。

先週はクリントン氏のメール問題に再度メスが入り、トランプ氏に流れが傾きました。

そのお蔭で市場はリスクオフモードに入ったのですが、今朝ほど、FBI長官がクリントン氏のメール問題で提訴はない、と議会に報告したとのニュースが伝わり、ショートカバーが入り、ドル円は1円ほど円安に傾きました。

今朝は株式市場もショートカバーで高く始まると思いますが、あと二日、何が起こるかわかりません。

ショートもロングも取りにくい状況が続くと思われます。

先週金曜日発表の雇用統計もまずまずの内容でした。

市場の期待通りにクリントン氏の勝利に終われば、12月にFRBは利上げに動くでしょう。

そのように考えれば、選挙の結果がでた後に、市場が動いた後に動く、でも遅くはないかもしれません。

最高値で売ることはできません。 同じく、最安値で買うこともできません。

腹八分目で良し、とするのが投資の極意かもしれません。

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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