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PERという尺度

2026年05月27日(水)

株価の尺度を測る指標にPER(株価収益率)がある。



株価÷一株当たり利益で計算される。



日経新聞の株式欄のある日経平均株価のPERは予想利益ベースで18倍だ。



この18倍がすべての上場銘柄にとって平均値ではないと思わないといけない。



東証の時価総額は1334兆円、PER18倍だと、上場企業すべてで税引き後利益で74兆円稼いでいることになる。



だが、キオクシア1社で3兆円以上の利益予想となっている。  前期の利益が5544億円、一気に6倍になっている。



1社で全体の3%も稼ぐなんて、トヨタくらいしかなかったのが、突如として出てきた。



もし、この先、AIや半導体関連で億単位の利益を出す企業が出てくれば、日経平均株価は爆騰することになる。



もはや日経平均株価で日本の株式市場を語ることはミスリードすることになるかもしれないが、市場関係者が口にしてる日経平均株価10万円は想定よりも早く来るように思われる。



このAI+半導体相場にインフレが加われば、2030年も待たずとも日経平均株価10万円は到達しそうに思われる。



もとに戻ってPER18倍、この18倍は平均値でも中央値でもない、日経平均株価採用銘柄の総時価総額を日経平均株価採用銘柄の総利益で割り算したに過ぎない。



この18倍をひとつの尺度にするリスクのほうが大きいことを頭に入れておいたほうが良いだろう。





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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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