Market Eye

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トランプ大統領就との付き合い方

2017年01月24日(火)

今朝も寒い、といよりも、冷たいですね。 

また、日本列島は大雪で身動きとれないところも出ています。

北海道の北見市では−30度だとか・・・信じられません。

米国のトランプ大統領、日々、口撃が止まりません。 

昨日は日本の自動車業界も対象になりました。 

米国車が日本で売れないのは、関税が問題でも、環境規制が強いからでもなく、トランプ氏の身の丈にあった車しか作ってないからだということを理解して欲しいものです。 

トランプ氏だってカローラには乗らないのではなくて、乗れないでしょう? そういうことです。

貿易ではないかもしれないけど、米国企業は日本でどれだけの売上を上げているか? 

マイクロソフト、アップル、グーグル、アマゾン、フェイスブック、等々の売上を合計して、安倍総理には、これをどう考えているのか?と質問して欲しいものである。 

トランプ氏はアメリカのウォールストリートの富(NY市場の時価総額)は世界の人々にモノやソフトを売りつけて作り上げていることに対してどう説明するのか?

トランプ氏に票を入れてくれた、忘れ去られた人々が属する業界に向けたリップサービスで口撃を続け、金融セクターには規制を緩和して自らの富は増やすことを考えているとしか考えられない。

アメリカファースト=トランプファーストで右往左往する世界がしばらく続くことになるだろう。

我々、投資家は相場が動くことでキャピタルゲインを得ることができる。

動けば動くほど投資家にとっては相場は魅力が出てきます。

投資は買いだけではなく、売りもあります。 

売り買いを交互に使い分けながら市場と付き合うことが肝要な時代になったと言えそうです。

一方通行の相場には大きな期待を持たない方が良いと考えましょう。

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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