貿易戦争はいつまで
2018年07月26日(木)
今日は早朝から、トランプ米大統領とユンケル欧州委員長、貿易戦争回避で合意、のニュースが流れました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-49501145-bloom_st-bus_all
やはり!というのが実感です。 ディールメーカーのトランプ大統領、何かを引き出すために、極端な要求を提示する、政治家は最高のビジネスマンであるべき、と思っているのでしょうね。 でも、そのために多くの方々が短期的にせよ迷惑を被っているという事実にも目を向けないといけないです。政治家は国家・国民を不安に陥れてはいけないはずですからね。
まあ、これで、米欧貿易摩擦も一服です。次は米中ですね。こちらは覇権がかかってますから、そうそう簡単ではないと思います。翻って日米、こちらは、どうも、日本は米国の下にあるとみているのか、後回し感がありますね。優先順位が低そうで、それだけで被害が出てないようです。
さて、日本においては、第一四半期の決算発表が始まりました。総じていえば、堅調な結果が出ているといえるでしょう。
米中貿易戦争のおかげで、やや先行きに不透明感が漂っている企業も出てきましたが、先に書いたように、貿易戦争はディールですから、永遠にやろうとはトランプ大統領も考えてないはずです。
ここ数か月で霧は晴れてくるのではないでしょうか?
第2四半期の決算発表の頃から年末に向けては強い企業業績を背景に株価も上向く可能性は高いのではないでしょうか。
そして、もうひとつ。 米国の政治も8月に入れば夏休みに入ります。
トランプ大統領のツイートは続くかもしれませんが、政策決定はないはずです。
夏枯れではなくて、夏にひと相場あって欲しいものです。